探偵の占い

10年近く前の話だ。僕がまだ新人探偵だった頃。
調査をしていた案件の対象者は、とあるラウンジ(キャバ)嬢であった。
依頼者である奥さんの旦那と不倫をしていた。

既に、ラブホテルでの不倫映像の撮影には成功し、彼女の勤務先の店舗までも特定できていた。しかし最後の詰めであるところの、彼女の自宅のマンションの号室の割り出しが どうしてもできなくて悩んでいた。

集合住宅の場合の号室の特定は結構重要で、証拠としての信憑性が増すし、裁判で内容証明郵便を送る際にも必要になる。

尾行によって特定できた彼女の住んでいるマンションは、港区にある某タワーマンションだった。20階建ての大きな建物でセキュリティは万全。一緒に中に入れば不法侵入になってしまうのでコンプライアンス的にアウト。もちろん外から玄関のドアを見ることもできない。何号室に住んでいるかの割り出しは困難を極めた。 

困ったなぁ…

事務所で悩んでいたところ、先輩のMさんがやってきた。彼は関西出身の凄腕の探偵であり、ちょっといい加減だがどこか憎めない人物である。

「小沢君、例のラウンジ嬢の案件、手こずってるみたいやん?」

「そうなんですよ、不貞は撮れて宅割りまでしたんですが、号室ちょっと厳しそうです…」

「俺なら、号室割れるで」

「え、マジですか!?」

「まかせとき」

そしてなんと、対象者である優子(仮名)の働いてるラウンジに内定調査をすると言いだしたのだ。まさか本人から直接聞き出すつもりとは、なんて大胆なんだ…!

その日の夜、先輩についていき、優子の働いているラウンジに入店した。

先輩は優子を指名。

僕はドキドキしていた。

先輩 / 先輩についた優子 / 小沢 / 小沢についた女子 の4人で話を始めた。

もちろん探偵という職業は明かさずに、普通のサラリーマンの先輩と後輩で、たまたま通りがかった一見さんという設定だ。

さすがは先輩、女の子を楽しませるしゃべりが上手く、どんどん2人と打ち解けて和んでいく。僕もトークに自信がないわけではない、負けじと場を盛り上げる。

優子「Mさんも小沢くんもおもしろ~い、楽しくてもうどっちがお客さんだか分からないや(笑)」

よし、ひとまずは良い感じだ。もはや僕たちが探偵だとは夢にも思っていまい。しかしどうやって話題を自宅にもっていって、かつ怪しまれる事無く号室を聞き出すんだ…?

ここで先輩が仕掛けた。

先輩「そういば俺、占いできるんや」

女子「そうなんだ。生年月日とかで?手相とかで?」

先輩「ちがうちがう。そんな在り来たりな占いじゃなくてな、俺が独自に編み出した、めちゃくちゃ的中率の高い特殊な占いや」

優子「え~どんな占いなの??」

先輩「号室占いや」

僕は震えた なんだこの人は 天才か。笑

女子「え~なにそれおもしろい(笑)」

先輩「でもこれが当たるんや、試しに言ってみ?」

女子「あたし302号室だけど」

先輩「あぁ~302号室ね、はいはい…302号室に住んでる女の子ってのはな…」

適当なことを言うかと思いきや、先程までの会話の中での彼女の性格や情報を踏まえた上での ホットリーディングを用いた内容で、わりとそれっぽい占いになっているではないか。恐るべし号室占い…!

女子「すご~い!結構当たってるかも!」

先輩「せやろ?」

優子「えじゃあ私も占って!私は803号室!」

一瞬だけ先輩と僕の目が合った。

勝った…

それからは、ひとしきり話をしてから、僕らは店を後にした。

こうして依頼者には、全ての情報と証拠をそろえて調査報告をすることができたのだ。このMさんの必殺「号室占い」は探偵仲間の間でも、いまだに軽い伝説となっている。

とはいえ、占いの最後に『近いうちに、自分のした事に対しての天罰がくだる可能性が高いから要注意やで』というブラックユーモアを添えていたあたり、この占いは案外当たっているのかもしれない。

探偵小沢からのご挨拶

自己紹介をしておこうと思う。

小沢といいます。
僕は探偵という仕事をしている。

都内の某有名私立大学を卒業したのに、こともあろうに新卒で探偵の仕事に就いた変わり者だ。尾行・ナンパ・ゲーム実況が得意。 探偵歴は11年程、手がけた案件は700件を越える。

ただ、人里離れた雪山のペンションで密室殺人事件にでくわして電話線を切られたことはないし、ベイカー街に住んでもいないし、麻酔を仕込んだ腕時計もしていないし、伊達にあの世も見ていないし、祖父の名に懸けて何か大きな発言をしたことはない。

だけど、そういったフィクションよりもよっぽど、人間が持つ闇の部分というか、生々しい瞬間というものを、自分自身のこの眼で見てきた。

「事実は小説よりも奇なり」である。

このブログでは、世間ではまだまだ認知度の低い「探偵」について発信していこうと思う。探偵に対して「怪しい」というイメージを持つかもしれないが、依頼者からは今後の人生を左右するような切実な願いを託されており、失敗が許されない仕事をしているのだ。実はみんなが思っている以上に、どうしても探偵の助けが必要な状況に陥ってしまった人間ってのは、たくさん居る。探偵はそういう困っている人達の味方だ。何よりも、僕の掴んだ証拠で人生が好転していった依頼者は多い。

そしてこのブログは調査の集客が目的ではない。ネットで見かける探偵のブログや記事なんかは、ほとんどが自社の宣伝目的か、どこかしらのサイトへ誘導するアフィリエイトで溢れかえっている。まぁどこも嘘ばかり書いてあるし、実にうさんくさいし商業的で人間味がない。

自分で言うのもなんですが僕はかなりの売れっ子で、Twitterでも3万人のフォロワーさんがいて、仕事の依頼は常に複数抱えている。なので、このブログは完全に僕個人の趣味で超自由に書いていく。よくある広告とかも見にくくなるから一切張らない。

このブログを通じて、探偵がみんなにとってより身近な存在になってくれたら嬉しい。探偵業界のイメージ向上ってやつだ。単純に探偵という仕事に興味がある人はもちろん、浮気をされた人・浮気をしてる人、これから探偵になりたいなんていう人にもオススメだ。

それとモテる人達や複数恋愛をするような人には、絶対に僕の探偵対策術が役に立つ。今まで何人もの 恋愛強者 の浮気の証拠映像を撮ってきた。調査知識の無い彼(彼女)らに対して僕は、多くの鉄槌を食らわせてきた張本人でもある。探偵はモテる人間の天敵のような存在ともいえるだろう。

匿名とはいえ、個人でここまで赤裸々に探偵としての情報発信を行なっているのは、業界でも僕だけだ。それ相応のリスクを背負う覚悟と自信の表れなのだよワトソン君。

よろしくどうぞ。

探偵小沢のTwitter
探偵小沢のYouTube

【浮気調査】現役の僕がどこにも載ってない探偵事情と選び方を教える

「浮気調査の依頼をするなら、どこの探偵がおすすめ?」

やれやれ…この質問はもう聞き飽きたよワトソン君。

冒頭からすいません、小沢です。
まずこのページに辿り着き、今この文章を読んでいるあなたに「おめでとう」と言いたい。なぜならこのブログは、探偵業界の裏事情に詳しいこの僕が、営利目的というよりかは単純な趣味で好き放題に書いている、ネット上で唯一の(少しどうかしてる)探偵ブログだからだ。

僕は大学卒業後に新卒で探偵になって今年で探偵歴11年。大手探偵社の役職を経て複数の探偵社の立ち上げとコンサルを経験し、手掛けた依頼は700件以上の現役探偵です。探偵いち個人が、ここまで赤裸々に探偵の情報発信を行なっているのは、探偵業界でも今のところ僕だけで、まぁ自分で言うのもなんですが ぶっちゃけそこそこ売れっ子です。TwitterYouTubeでも、数万人を超えるフォロワーさんがいて、ありがたいことに仕事には全く困っておりません。なので、この記事では他のどのサイトにも載っていない情報をぶちまけて書いていく。

  

あなたにとってベストな探偵社は?

先に結論から言うと、依頼者の最終的な目的・調査内容・既に持っている情報・資金等により、調査規模や調査方法が全くもって変わってくる為

『一概に言えない』

これが答えだ。ある程度のヒアリングをしなければ、ベストな探偵社なんて僕でもわからない。

僕のもとへ相談に来た依頼者さんのほぼ全てが「まさか自分の人生で探偵に浮気調査の依頼をする日が来るとは夢にも思っていなかった…」と仰っていた。それもそうだろう、多くの人にとって探偵なんてドラマや漫画の世界だけの架空の存在だ。

だから、いざ探偵に浮気調査の依頼をしようとしても、どうしたらいいのかなんて全くわからないのが当たり前だ。「人に言えない秘密」を扱う性質上、友人はおろか親族には尚更相談ができない内容の人もいるだろう。そして当然、探偵の口コミや評判などを日常生活で耳にすることなど皆無なはずだ。

そうなると現代社会においては、ほぼ全ての人がインターネットの検索サイトで探偵について調べることになり、そこで初めて探偵の情報に触れる。だが、ネットでの探偵選びには多くの罠が潜んでいるのだ。そこで今回は、昨今の探偵業界におけるネット集客の実情を、探偵側の内事情も明かしつつ解説していこう。(色んなとこから怒られそうだけど…)

ぜひとも探偵選びの参考にして欲しい。

  

探偵のネット集客の闇

1、リスティング広告

まずGoogleやYahoo!で「探偵 浮気調査」と検索すると、だいたいは1番上にこんなのが表示される。

『浮気調査なら ○○ 探偵社!』

『業界最安!料金で選ぶなら○○探偵!』

『絶対に失敗したくないなら○○探偵!』

『やっぱり大手探偵社が安心!』

『TV出演多数の探偵社!』

『警察OBや弁護士と連携の探偵社!』

『新一……』

『らぁああああんッ!!!』

いわゆる「リスティング広告」と呼ばれるものがズラッと上の方に出てきます。最後の2つは嘘です。よく見ると下の方に「広告(AD)」って書いてありますね。実はこのリスティング広告を出すのに、全国の探偵社はGoogleやYahoo!等にめちゃくちゃ高い広告費を払っているんです。リスティング広告とは、簡単に説明すると、指定したキーワードに対してオークション形式で決められた資金を入札し、自分の出した広告が1クリックされる度に単価に応じた料金支払いが発生する仕組みの広告です。

つまり、1番上に出てくるからって、その探偵社が1番良いってわけでは決してない。単にその検索キーワードに対して1番高い広告費を払っているというだけです。 要は お金にものをいわせた殴り合いが行われている。 そしてこのリスティング広告費用を賄う為に、調査料金が高額になってしまい、それを依頼者さんが負担するという構図になっているのが探偵業界の実情です。概して大手探偵社の調査料金が高額なのは、こうした背景があるからなのです。 (2019年11月現在、大手探偵社の広告費はおおよそ月間3000万程です)

このあたりの広告宣伝費の仕組みが改善されれば、もっと調査料金も安くなって、探偵がより多くの人に気軽に利用してもらえるサービスになると思うんですけどね。僕も精進致します…

余談ですが ここだけの話、ライバル探偵社のリスティング広告に対して、わざと不正クリックを繰り返して、相手の広告費を無駄にすることで資金を削り合うという非常に情けない攻防が、広告を出している探偵社同士で日常的に繰り広げられています。つい先日もこの不正クリックの裁判で戦ってましたよ。どこの探偵社とまでは言わないでおきますが、夫婦で探偵会社を共同経営していたのに、浮気が原因で離婚して分社してまでこんな喧嘩を続けているとは、なんともまぁ皮肉な話ですよね。

あとリスティング広告に似たものでリターゲティング広告ってのもあります。ほら、Google検索で一度「探偵」とか「浮気調査」とか調べちゃうと、その後に探偵の広告がめっちゃ出てくる様になりませんか?あれです。 大手の探偵社はリターゲティング広告にも相当広告費出してます。ちなみに僕のこのブログには広告を一切張っていません。もし広告を張れば僕にまぁまぁお金が入ってくるのですが絶対に張りません。なぜなら せっかく読んでくれてる人が見ずらくなっちゃうだろうし、こういう広告に出てくる探偵社でまともなところを僕は知らないからです。

  

2、アフィリエイト広告

そしてそのリスティング広告の下の方はこんな感じだ。

『おすすめの探偵会社ベスト3!』

『探偵事務所人気ランキング!』

『失敗しない探偵社5選!』

『信頼できる探偵社まとめ』

『東京の大手の優良の探偵特集』

『新一……』

『らぁああああんッ!!!』

インターネット上で、やけに探偵のことをまとめたこんな風な情報サイトをよく見かけませんか?あと最後の2つの台詞が無い劇場版名探偵コナンの予告編って無くないですか?

アフィリエイトとは、簡単に説明すると、インターネットを利用した成果報酬型の広告のことです。その広告をクリックしたユーザーが、広告主のサイトで商品を買ったりサービスに申し込んだりすると、紹介のお礼として報酬を得ることができるというわけです。

そしてこの探偵のアフィリエイトなんですが、実はアフィリエイト業界の中でもなかなか美味しい案件でして、結構高額の成果報酬なんですよ(およそ1件につき10000円以上)。その為、探偵の情報サイトはアフィリエイター達の間での激戦区となっております。どうりで探偵についての情報サイトが多いわけですね。だって考えてもみてくださいよ、もし何の利益もなかったらあんな親切(そう)に探偵のことを紹介したサイトなんて誰が手間暇かけて作りますか?まぁつまりそういうことなんです。

そしてこのアフィリエイトサイトなんですが、少し言い方が悪いかもしれませんが、現役探偵の僕から言わせてもらうと、探偵社についてはちゃんちゃらおかしい内容が書かれています。あ、先に言っておきますが、僕は別にアフィリエイターをディスりたいわけではありません(お付き合いをさせてもらっている優秀なアフィリエイターの友人もおります)。ですが、多くのサイトでは、ぶっちゃけ素人に毛が生えたレベルの人間が書いた非常に無責任な内容の記事を目にするのは紛れもない事実です。

だってそもそも『おすすめ探偵ランキング』とか意味不明じゃないですか?一体何を基準におすすめしてるんだろうって思いません?もちろんその記事を書いている人間が、過去に複数の探偵社に実際に調査を依頼して、その調査結果を元にランキングを作成しておすすめしているならまぁ話は別ですけど、そんな記事を見た事はない。

探偵社を格付けしているアフィリエイター達の謳い文句がなかなか香ばしいので、いくつかピックアップして紹介します。

◆全国14拠点に店舗展開!
⇒実は屋号登録のしてある調査員が住んでるアパートの一室の住所なんだよなぁ…

◆警察OBも連携の安心の探偵社!
⇒いわゆるただの天下り、調査に関しては特に何の役にも立たない。

◆弁護士が選ぶ探偵ベスト1
⇒錯覚資産おつ。

◆ベテラン調査員!
⇒ベテランの定義は?ってかそこの探偵社は外注に仕事ふりまくってるけどな。

◆探偵業法届出のある正式に警察認可の探偵!
⇒今どき業法届出を管轄公安委員会に出してない探偵社を探す方が逆に難しいわ。

◆依頼の料金が20〜40%OFF!
⇒いやいやよく考えればそんなことあり得ないって分かるじゃないですか…

◆アドバイザーが探偵を選んでくれる!
⇒社名の違う系列の探偵(グループ会社)に仕事ふってるだけ、微妙な案件は外注に投げて中間搾取。

◆たしかな調査力!
⇒たしかなちょうさりょくwww

こういった文言を巧みにを並べて、成果報酬の欲しさに強引に問合せに誘導しているんですよね。そして当然のことながら記事を書いている人間は、これらの探偵の内事情を全く理解していないので、いかに無責任なアフィリエイトになっているかがお分かり頂けるだろう。

・恋人は浮気してるかも?浮気チェック10項目!
・LINEで浮気を見破り自分でバレない証拠探し!
・不倫をする男性の心理状態と4つの浮気タイプ!
・AB型の浮気の特徴は?傾向を大分析!
・結婚式の二次会は注意!?浮気につながるイベント対策!

あとはSEO対策でこんな感じの いかにもなタイトルの記事を量産して、サイト訪問者の不安を煽りまくってから探偵への問合せに誘導。そして極めつけはサイト管理人のプロフィール。

★このサイトの運営者★
子持ち主婦の美雪です!このサイトを立ち上げたきっかけは旦那の浮気でした!実際に探偵に依頼して証拠をゲットしました!でも探偵選びって難しい…そこで、私の過去の経験から少しでもみなさんの役に立たてればと思い…(以下略)

泣けるぜ!健気な似顔絵イラストで好感度もアップ!似たような境遇でシンパシーだ!バンバン探偵まとめ記事も量産する!なんて親切な主婦なんだ美雪!でも注意して見ると自分のキャラ設定がブレてる記事がたまにあるぞ気をつけろ美雪!

ライティングは上手いけど探偵のことをほぼ何も知らない外注のライターさんが書いたサイトってマジで多いです。まぁランサーズとかのクラウドソーシングのサイトで探偵ジャンルの記事ライティングの代筆依頼って常にたくさんありますからねぇ…法人サイトの人海戦術恐ろしや。

探偵のみならず、借金・債務整理や美容整形など、他人に相談しにくいサービスは基本的にネットで調べることでしか業者を選ぶ手段がないですからね。故にネット検索が探偵のアフィリエイトで溢れかえってしまうのは、致し方ないのかもしれない…でもそれによって浮気や不倫などで精神的にも追い詰められ、本当に藁にもすがる思いで探偵を探しているような依頼者さんが、不確かな情報に踊らされて搾取されてしまうのは実に残念なことである。

平成18年(2006年)に探偵業法が制定されてからは、悪徳探偵も減ってきている昨今、いまだに探偵業界が不明瞭で怪しいとかイメージが悪いのは、何も探偵側にだけ原因があるのではなく、探偵アフィリエイター界隈のこういったネット集客事情にも原因があるのではないかと僕は思う。

  

3.探偵の自社宣伝ホームページ

あとはそれぞれの探偵社の自社宣伝の公式HPが検索結果に出てきます。一般の方からすると「なんかよく分からないけど、この探偵社さんすごいのかも…!」と思わせるような、それっぽい宣伝文句がズラッーとホームページには並んでいます。このへんは前述のアフィリエイターもよく引用して紹介してますね。よく目にする謳い文句をまたもやピックアップ。

◆顧客満足度99.8%!
⇒自己申告おつ。

◆女性探偵多数在籍!
⇒事務員や営業を探偵と称しています。実際に現場に入る女性調査員は全国的にも非常に少数なのが実情です。

◆結果が出なかったら0円!
⇒もしそれが本当なら雇用を抱えた探偵社なら絶対に潰れてます。本当に潰れそうなところを1社知ってますけど。笑

◆特殊機材を用いた特殊調査も可能!
⇒光学1200倍ズームとか特殊暗視レンズとか特殊機材とか、実際の調査ではまず使わないし、それが調査の成功に影響することはまずない。

◆カウンセラー制度!
⇒特別な資格もないあのゴリゴリ営業集団のことかな…?

◆メディアに多数掲載!
⇒調査力とはまた別の話。ただ多少は規模の目安になる。

◆特殊訓練を受けた探偵犬の調査も!
売上経費計上担当、調査になんて使いません。ちなみに僕は散歩してあげてたことあります。ワンコかわゆい (ฅ`ω´ฅ)

◆一般社団法人○○調査業協会加入!
⇒ただの自称団体。そもそも監督官庁制度は廃止されてるし国の認可なんてない。いわゆる弱小探偵社を囲って喰いものにしてる団体。

◆真実はいつもひとつ!
⇒バーローwww

ごめんなさいもうコナンやめます本当にすいません。ネットでの探偵選びに疲弊した依頼者さんが「どこの探偵社もうさんくさすぎて、もう一体何を基準に選んだらいいのかわかりません…」と僕にDMで泣きついてくるのも納得できるなぁと。あと中小規模の探偵社に多いですが、ホームページの作りが妙に粗雑で安っぽかったり、無料素材の画像ばかりを使ったページが多いのも、うさんくさいレベルを上げる要因になっていると思います。いやいや絶対お前在籍してないだろって人間の画像が『私におまかせください!』とか言ってるのってやっぱシュールですもんね。笑
逆にそこそこ規模の大きい探偵社は、携帯向けの専用のランディングページを外注しており(製作依頼料が何百万もするんですよ!)見栄えにめちゃくちゃ力を入れています。

いやはや時代は本当にインターネットだなと感じますよ。ここ10年だけでも加速してきていると実感します。そういえばみなさん街中で探偵のポスターみたことありすよね?あの黒い犬のポスターで「探偵」って大きく書いてあるやつ。創立60年近い超老舗のAGという探偵社ですが、なんと今年の初めに負債総額1億円で倒産しました。ポスターだけの宣伝ではネット時代の波に追いつけなかったようです…探偵のネット集客戦国時代ですね。

当たり前ですが探偵の口コミなんてのは、ネットであってもそうそう表には出てきません。ちなみにTwitterの匿名アカウントのちょっと愚痴交じりの探偵社に対してのつぶやきとかはリアルな内容で意外と信憑性高いですよ。

  

まぁ散々ここまで随意に書き殴ってきましたが、個人的にはアフィリエイトも探偵社の呼び込みも別に全然いいとは思うんですよ。ビジネスだし。ただ、騙すような嘘は駄目だよねってことです。それが言いたかったんです。(本当はコナンのやつが言いたかっただけじゃねぇのかよw)

  

  

じゃあ結局どこの探偵に依頼したらいいの?

最初にも説明した通り、依頼者の目的・内容・持っている情報・背景により、規模・難易度・最適な調査方法は変わってきます。だから探偵の依頼ってのは直接ある程度の話を聞くまでは、一方的にここがおすすめということは言えない。

なので、探偵に関することで本当に真剣にお悩みの方は
小沢まで連絡をくださいご相談に乗ります。

おいおいなんだよ、結局は営業トークかよ!
とか思ったそこの貴方、それは誤解だ。

このブログやフォロワーがゆうに3万人を超えるTwitterやYouTubeを通じて、僕はほぼ毎日メッセージや相談のDMを頂いています。これは自慢でも何でもなくて探偵という仕事に需要があるからなんです。ですが、 僕は正直、あまり依頼を受けたがりません。

というのも、そもそも僕は探偵という仕事が好きな、ただの変わり者です。たくさんお金が欲しいという気持ちはそこまで無くて、毎月生活の為の最低限の収入があって、大好きなゲームができればそれだけで幸せなんです。

でもまぁこんな僕も20代の下積み時代の頃は、毎日睡眠時間3時間で朝から晩まで泥水をすすりながら調査現場を駆けずり回って探偵修行してましたよ。調査車両を運転しながら信号機が赤色で止まる度に数秒間寝てたなぁ…。24時間365日、深夜だろうが半ノイローゼ気味の依頼者さんからバンバン電話がきたりもしてました。でもそうやってたくさんの仕事を抱えてしまうと ひとつひとつの案件としっかり向き合うことができなくなってしまうので、最近はもうあまり無理はしないようにしています。 Dead by DaylightとFF14のデイリークエストを毎日やらないといけないんです。

これは持論なんですが、そもそも探偵というのは本来はこちらから営業をかけるべきではないと思っています。「奥さんそれ本当に調査する必要あるんですか?ちゃんと旦那さんと話し合えば済むんじゃないですか?お金もったいないですよ」とか僕は普通に言っちゃう。示談をするにしても相手が納得さえすれば、極論探偵への依頼も必要ないですからね。

それに調査の依頼を受ける探偵側にだって多大なリスクがある。世の中には本当にヤベー奴がいっぱい居るし、ストーカー幇助(ほうじょ)なんてしたら一発で探偵業務停止命令食らう。調査の正当性はもちろんのこと、依頼者の人間性だって重要視してるんです。不倫の証拠を撮る為には、一時的に不倫を黙認しなければならない。探偵に依頼をするとは、すなわちそういうことだ。依頼者と探偵とで二人三脚で戦っていく、その覚悟があるかどうか。

  

依頼者が探偵を選ぶのと同様に、探偵もまた依頼者を選んでいるのだ。

(…決まった。最後自分でもビックリするくらいビシッと決まった…)

 

   

     

探偵と調査対象者との禁断の恋

これは全部フィクションなんだけど
僕が調査対象者と禁断の恋をしてしまった話をしよう。

あれはもう随分と昔、僕が駆け出しの探偵だった頃…

僕と上司の目の前に座っている依頼者がこう言った。

「うちの娘を尾行して欲しいんです」

なんでも、大学入学を機に上京して一人暮らしを始めた娘さんの素行が気になってしょうがないらしい。ダンディな雰囲気のお父様だった。

「できれば、娘の身に何か危険があった場合は、助けてあげて欲しいのです。常識的な範囲で構いませんので…」

「探偵はボディーガードではありませんので身辺警護はちょっと…それに、もう18歳にもなる年頃の娘の行動を親が詮索するのもどうかと…」という台詞を僕は飲み込んだ。

「承知しました」と上司。

承知したのかよ。

調査委任契約書を交わし、二人で依頼者のお見送りをした。
そして僕の隣で上司のMさんがニヤニヤしながら言った。

「さぁ小沢くん、来週から君は大学生や」

対象者は18歳の女の子。名前は美樹ちゃん(仮名)だ。長野県上田市にある田舎町から東京に上京してきたばかりの大学1年生。大学近くのアパートに一人暮らしをしている。いわゆるおのぼりさんで、服装も地味で大きな眼鏡をしている。通っているのは そこそこ大きな大学で、外部の人間である僕でも容易に出入りが可能だった。彼女が取っている授業は大人数用の教室が多かったので、ちゃっかりと一緒の教室で講義を聞いていた。まさか2×歳にもなって、また大学に通うことになるとは。僕も身なりを大学生らしくして、クラッチバックとかを持ち歩いて、もう完全に大学生に溶け込んでいた(と思いたい)。

対象者の人となりというのは、尾行をしながら観察していると、にじみ出てくるものである。彼女は、バスでもお年寄りに席を譲る優しい子で、目線はよく甘いものに向けられていてスイーツに目がなく、所作も丁寧で育ちの良さが垣間見れる女の子だった。

こうも毎日、朝に家を出てから帰宅するまでの尾行を続けていると、一方的に親近感を覚えてくるものである。彼女に対して親心というか、いつしか妹を見守るような感覚を抱いていた。

大学の外では、ローリーズファームで1時間かけて試着をして服を選んだり、美容院から出てくると  うっすら髪に茶色のカラーが入っていたり、眼鏡がコンタクトレンズになったりと、田舎町の出身である彼女が、大学生デビューで少しづつあか抜けていく様子を影ながら尾行・監視していた。調査開始から2週間が経っていた。

そんなある日、事件は起きた。
もはや自分が探偵だということを半分忘れながら学食でクリームメンチ定食を食べていた時だ、彼女が急に僕の隣の席にやって来て、なんと話しかけてきたのだ!

「あの、授業よく被ってますよね…?」

マズい…
流石に連日の調査で彼女の視界に入り過ぎてしまっていたか…?

探偵は原則、調査対象者との直接の接触は避けるものだが、不可抗力で会話をしてしまう事は極稀にある。その際は自分が探偵である事は絶対に隠さなければならない。だから、ここはなんとか自然な対応で誤魔化しながら やり過ごすしかないと僕は思った。

「あーたしかに君、見覚えあるかも。1年生?」

「はい!美樹っていいます!」

「僕は小沢、経済学部の3年」

「じゃあ先輩ですね!あの…私まだ大学でお友達があまり居ないんです。だからもしよかったらお友達になってくれませんか?色々と教えて欲しいです、履修とかサークルとか」

「い、いいよ…」

「やった!よろしくお願いします」

これはとんでもないことになってしまった。
すぐに上司へ電話して事態の報告をした。

「ははは、小沢君やるやん!対象者と友達になっちゃう探偵なんて滅多におらんよ?」

「やめてください、何とかやり過ごせましたけどマジで冷や汗ものでしたよ…交代要員呼べます?」

「う~ん…今うちの班の案件立て込んどるからなぁ…小沢君で続行や」

「いやいや無理ですよ!認知されちゃってるし!」

「まぁ不貞調査だったらあかんけど、小沢君のは素行調査やし、まぁ歳も近いし友達なら探偵業法的にも大丈夫やろ」

「いやそれはそうかもしれないですけど…面が割れているので大学の外での尾行の難易度はめっちゃ上がりますよ…」

「小沢君ならイケるで。それよか彼女の恋人になればええやん。そしたら24時間の監視が可能やw」

「ちょwww」

こうして僕は彼女の調査を続行することになった。学内では時々彼女と一緒に授業を受けたり、そのまま学食でご飯を食べたりした。当時は調査対象者と直接話す経験なんてあまりなかったので内心ドキドキしていたが、身を隠す必要がないというのは、なかなかどうして悪くないものだった。

「先輩ってなんか不思議な雰囲気な人ですよね、妙に落ち着いてるっていうか…あと観察眼鋭いですよね!おしゃべりしてても色々と見透かされてる感じ」

…そりゃそうだ。
依頼者からの情報や大学の外での行動も全て知っているのだから…

「そんなことないよ、美樹ちゃんが単純なだけだよ」

「またそうやって!ひどい!」

「ごめんごめん」

「どうせ私は単純ですよ~」

「じゃこのマウントレーニアあげるから許してよ、好きでしょ?笑」

「好きです!えーいいんですか?許します!」

美樹ちゃんは美人とは言えないまでも、いつも明るく可愛らしい笑顔で、すぐに懐いてきて愛嬌のある子だった。次第に僕は学内で彼女に会うのが楽しみになっていた。失われた青春を取り戻したような気持ちになっている自分がいた。

「小沢君、その案件もうそろそろ依頼者指定の4週間になるやろ。特に変な動きがなければ今日の現場解除したら報告にするで」

「了解しました」

もう今日で美樹ちゃんともお別れか…
わかってはいたけど、やっぱり名残惜しいもんだな…
そんな風に思いながら、調査最終日の彼女の背中を見送った。

調査の報告の際には、お母様の方が探偵事務所にお越しになり、僕も立ち会った。上品な雰囲気のお母様だった。

「ひとまず娘が東京で変なことに手をだしていなくて安心しました。それと、娘とも仲良くして頂き、どうもありがとうございました。笑」

「とんでもございません、僕としても貴重な経験をすることができました」

こうして、この案件は終了となった。

その数日後
美樹ちゃんからLINEがきた。

「先輩最近ちゃんと大学来てますか?単位落としちゃいますよ~笑」

「悪いけど、僕はもう大学には行かない」

「え!!??なんでですか!!??」

「それは言えない。ごめん」

「え?え??」

「短い間だったけどありがと、元気でね」

「えなんで?なんで?そんなの嫌ですよ!!」

僕はLINEを閉じた。

だが数時間後に続けてこんなLINEがきた。

「私、先輩のことが好きなんです。今度お台場を案内してくれるって言ってたじゃないですか…だから、一度だけでいいからデートしてくれませんか?もう大学には行かないって、先輩にも複雑な理由があると思うので、それは絶対聞きませんから…お願いです」

彼女の僕への気持ちには若干気付いてはいたが、正直に白状すれば、僕も美樹ちゃんに惹かれていた。あの天真爛漫な笑顔と素直な性格の彼女に魅了されない男なんていないはずだ。それに、彼女のおっぱいは小さかった。(※小沢は貧乳の女の子が大好きなのだ)

【探偵業の業務の適正化に関する法律】第10条により、探偵は調査対象者に決して正体を明かしてはならない。でも僕が大学に行かなくなった理由を彼女が聞いてこないのであれば、隠し通せるかもしれない…僕は葛藤に苦しんでいた。しかし、彼女のおっぱいは小さかった。(※小沢は貧乳の女の子が大好きなのだ)

「わかった。お台場へ行こう」

忘れもしないあの日。
美樹ちゃんとは、ゆりかもめのお台場海浜公園駅の改札口で待ち合わせをした。

「お久しぶりです!今日はお世話になります」

「こちらこそ。ありがとね」

「へへへ、大学の外で先輩に会うの照れます」

「僕もだよ。じゃ行こうか」

「はい!」

相変わらず美樹ちゃんは明るく、可愛らしかった。

東京ジョイポリスへ行った。まだ都会に慣れていない彼女は、最新のデジタル技術を駆使した屋内施設にとても感動し「すごい!すごい!」と子供のように元気にはしゃいで楽しそうにしていた。僕が大学に行かなくなった理由を聞いてくるそぶりもなく、色んな話をしながらアトラクションをめぐった。

猫が大好きな話、親友の話、自転車に乗れない話、東京タワーに行きたい話、免許合宿の話、グラマシーニューヨークのチーズケーキの話、高校生の時にアルバイトしていたパスタ屋の話、未だに僕は覚えている。

「生き人形の間」という お化け屋敷に入った時だった。美樹ちゃんの方から急に手をつないできた。それも、いわゆる恋人つなぎだ。暗闇の廊下を歩く時も怖がりながらピッタリと僕に身体をくっつけてきた。やれやれ。僕は勃起した。お化け屋敷を出た後も、それからはずっと手をつないだままだった。しかしながら、僕も美樹ちゃんも、お互いにそれを指摘することはなかった。

ところで今になって、もう何年も前のことを思い出しながら、こんなにキモイ文章をブログに書いてる僕の気持ち、想像できます?どうみても異常性癖です、本当にありがとうございました。

ディナーにはbillsを予約していた。お台場の夜景の見える店内で、デザートのリコッタパンケーキを笑顔で頬張る彼女を眺めながら、僕は自分の気持ちを伝える決心をした。

なぁに…出会った時の関係が
探偵と対象者だっただけのことさ…
それなら墓場まで持っていけばいいんだ…

「あーあ!もう今日1日でもっと先輩のことが好きになっちゃいましたよ。だからこれからも先輩を独り占めさせてくださいね!」(←本当にこう言われたんだって!)

「あのさ、みきてぃ。話があるんだけど…」

「なんですか?」

「僕と付き合って欲しい」

「え…いきなりなんですか。笑」

「今、言わなきゃと思ったから」

「私…なんかでいいんですか?」

「みきてぃが、いいんだよ」

「先輩…それ本気で言ってます?」

「うん」

「あの…すっごく嬉しいです…」

「うん」

「でもちょっと考えさせてください」

「へ???」

「考えます」

「僕のこと好きなんだよね?」

「はい」

「僕を独り占めしたいんだよね?」

「はい」

「でも付き合うかは保留なの?」

「はい」

「えっ?」

「えっ?」

だめだもうあの時の感覚が蘇ってきてこれ以降は文章化できません。ここで終わりです。最終的に僕はみきてぃにフラれました。もうかれこれ10年近く経ちましたが真相は未だに不明です。諸説ありますが「みきてぃはタイムマシンで未来からやってきた僕の娘」という説が、現時点での最有力候補です。多分ちょっとどうかしてるんだと思う。だからこの物語はフィクションで全部僕の妄想ということにしておいてください、お願いします。
最後までお付き合い本当にどうもありがとうございました。