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探偵は嘘をつく

誰しも「嘘つきの羊飼いの少年」という寓話を聞いた事があるだろう。

ある少年が羊の群れの番をしていて退屈になり、村人に向かって叫んだ「狼が襲ってきたぞ」。みんな助けに来たが、もちろん狼はいない。少年は「狼は逃げた」と言い、村人は彼の機転を褒めた。次の日も、その次の日も彼は嘘をついた。しかし四日目に本当に狼が来た。少年は必死に助けを呼んだが、村人達は無視した。少年も羊の群れも 食べられてしまった。

この物語の教訓は【いつも嘘ばかりついてると、本当の事を言っても、誰も信じてくれなくなる】という教訓を示した寓話であると一般的には受け取られている。しかし僕から言わせればこの物語の教訓はこうだ。

 

同じ嘘を二回つくな

 

探偵は嘘をつくプロとも言える。あなたは【嘘】というものについて果たしてどれだけ考えた事があるだろうか?探偵スキルのみならず、現代社会を生き抜く上で重要なのが「嘘をつく能力」である。ここでは嘘の素晴らしさを、僕は伝えたい。なんせ世の中は 嘘でいっぱいだ。

悲しいかな、現代日本の教育シーンにおいては一般的に「嘘をつくのは悪いことだ」という教育が行われている。にも関わらず、嘘をついた事のない人間など存在しないのは実に皮肉である。物心のついた子供は、さも当然の様に学校や家庭で嘘のつき方をどんどん学んでいくのだ。あなただって最初は下手な嘘しかつけなかったはずである、しかしそれが今ではどうでしょう、立派に嘘をつける大人になっているではありませんか!

―それはなぜか?

人とのコミュニケーションにおいて、嘘は必要不可欠なものだからだ。

異論はもちろん認める。だが道徳やモラルの観点はさておき、嘘の要素を完全に排除してしまうと、人間関係というのは かえってぎこちないものになってしまうのである。

 

そもそも人が嘘をつく時には 何かしらの理由が存在する。極論を言えば、自分の目的達成に向けて他者を誘導するために人は嘘をつく。もちろん無自覚に嘘をついている人も多いが、嘘の本質は「誘導」だ。嘘をつくのが上手いという事は、誘導力があるという事なのだ。

人間関係を円滑にする白い嘘(white lie)と呼ばれるものがある。例えば『お世辞』。本心では思ってもいない事を発言するわけだから、嘘をついていると言えるだろう。嘘も追従も世渡りだ。あとは『誇張』や『大げさな表現』『オーバーリアクション』も、一種の嘘のエッセンスが含まれている。「相手をいい気持ちにさせたい」「話を盛り上げたい」、そして「相手との関係性を良くしたい」という意図がある時に、人は少なからずの嘘を並べているのかもしれない。

また、聞き手が聞いた瞬間に、本当の事ではないと判ること —明らかな嘘— を聞かせて、それが嘘だという共通認識を確認し合って楽しむことがある。一緒に笑うため、すなわち『ユーモアとしての嘘』だ。欧米人がこの手のジョークを多用するのは周知の事実だが、ナンパ師もよく使うテクニックである。とどのつまり、嘘(ユーモア)が無い人間との会話は概して退屈なものになってしまうのである。

これは少し拡大した解釈にもなるが、『頭の中で思っている事を言わないでいる』のだって嘘と捉えることもできるのではないだろうか。「本音と建て前」という言葉が存在するように、人は社会生活において本音と建て前を使い分ける。多かれ少なかれ、人間というのは「真実と嘘」という二面性を常にはらんだ状態でコミュニケーションを行うのだ。嘘つきは泥棒のはじまりではなく、社会生活のはじまりだ。

セックスだって、男女の織り成す演技にまみれた嘘と虚構なのかもしれない。これはなんかカッコつけて言ってみたかっただけで深い意味はまるで無い、ごめん。

小説やドラマ、ゲームにアニメや漫画だって実際には存在しない架空のものであり、フィクション(嘘の物語)だ。紀元前からの演劇をはじめ、古より人間の娯楽においてフィクションが必要不可欠であったことは言うまでもないだろう。なかでもSF(Science Fiction)の中には創造上のテクノロジーだったものが、いつしか現実のものになっていたりするのだから感慨深い。嘘から出た実である。

 

ところで、僕は探偵として今まで数多くの不倫の現場を目撃してきた。そして依頼者に対して不倫の報告をしてきた。信頼を裏切られ、絶望して、涙を流して崩れ落ちる人を目の当たりにしてきた。

そこでみなさんにオススメの嘘がある。
そう、『相手の為の嘘』だ。

この『相手の為の嘘』を上手につけるようになれたら、人を傷つけにくくなる。大切な人を守る事ができる。だからこそ、嘘をつく技術を磨け。その嘘をつき通せ。後ろめたさや罪悪感をおくびにも出さずに嘘をつけ。嘘をつくのが罪ではない、それを嘘だと感づかれる事こそが罪だ。パートナーを傷つけるな、墓場まで持っていけ。僕から言わせれば、探偵に浮気調査を依頼されている時点で、既に二流だ。

 

さてここまで嘘の必要性について語ってきたが、絶対についてはいけない嘘もある。それは『自分に対しての嘘』だ。嘘をつくことが上手くなってくると、自分に対しても嘘をつくのがだんだん上手くなってくる。だが、自分の信念や気持ちに対しては決して嘘をついて(裏切って)はいけない。自分を騙してはいけないのだ。自分を信じることができなくなると、自分という人間を乗りこなせなくなってしまう。

僕はかつて、嘘の技術を磨き続けるあまり、自分すらも無自覚に騙すことに成功していた。嘘をつく事による誘導は非常に強力だが、その反面リスキーでもある。失った自分への信頼を取り戻すのには、とても長い時間がかかった。

 

っていうか、大学の履修の必修科目に「嘘のつき方」を追加すべきだと思う。あとは「ミスチル」と「スマブラ」と「SNS映えするカフェで異性の存在をほのめかす写真の撮り方」も追加してくれ。そしたら僕もフル単とれたはずだ。

 

探偵は嘘をつくプロとも言える。あなたは【嘘】というものについて果たしてどれだけ考えた事があるだろうか?この文章やブログも、まやかしなのかもしれない。

【浮気調査】現役の僕がどこにも載ってない探偵事情と選び方を教える

「浮気調査の依頼をするなら、どこの探偵がおすすめ?」

やれやれ…この質問はもう聞き飽きたよワトソン君。

冒頭からすいません、小沢です。
まずこのページに辿り着き、今この文章を読んでいるあなたに「おめでとう」と言いたい。なぜならこのブログは、探偵業界の裏事情に詳しいこの僕が、営利目的というよりかは単純な趣味で好き放題に書いている、ネット上で唯一の(少しどうかしてる)探偵ブログだからだ。

僕は大学卒業後に新卒で探偵になって今年で探偵歴10年。大手探偵社の役職を経て複数の探偵社の立ち上げとコンサルを経験し、手掛けた依頼は700件以上の現役探偵です。探偵いち個人が、ここまで赤裸々に探偵の情報発信を行なっているのは、探偵業界でも今のところ僕だけで、まぁ自分で言うのもなんですが ぶっちゃけそこそこ売れっ子です。Twitterでも数千人のフォロワーさんがいて、ありがたいことに仕事には全く困っておりません。なので、この記事では他のどのサイトにも載っていない情報をぶちまけて書いていく。

  

あなたにとってベストな探偵社は?

先に結論から言うと、依頼者の最終的な目的・調査内容・既に持っている情報・資金等により、調査規模や調査方法が全くもって変わってくる為

『一概に言えない』

これが答えだ。ある程度のヒアリングをしなければ、ベストな探偵社なんて僕でもわからない。

僕のもとへ相談に来た依頼者さんのほぼ全てが「まさか自分の人生で探偵に浮気調査の依頼をする日が来るとは夢にも思っていなかった…」と仰っていた。それもそうだろう、多くの人にとって探偵なんてドラマや漫画の世界だけの架空の存在だ。

だから、いざ探偵に浮気調査の依頼をしようとしても、どうしたらいいのかなんて全くわからないのが当たり前だ。「人に言えない秘密」を扱う性質上、友人はおろか親族には尚更相談ができない内容の人もいるだろう。そして当然、探偵の口コミや評判などを日常生活で耳にすることなど皆無なはずだ。

そうなると現代社会においては、ほぼ全ての人がインターネットの検索サイトで探偵について調べることになり、そこで初めて探偵の情報に触れる。だが、ネットでの探偵選びには多くの罠が潜んでいるのだ。そこで今回は、昨今の探偵業界におけるネット集客の実情を、探偵側の内事情も明かしつつ解説していこう。(色んなとこから怒られそうだけど…)

ぜひとも探偵選びの参考にして欲しい。

  

探偵のネット集客の闇

1、リスティング広告

まずGoogleやYahoo!で「探偵 浮気調査」と検索すると、だいたいは1番上にこんなのが表示される。

『浮気調査なら ○○ 探偵社!』

『業界最安!料金で選ぶなら○○探偵!』

『絶対に失敗したくないなら○○探偵!』

『やっぱり大手探偵社が安心!』

『TV出演多数の探偵社!』

『警察OBや弁護士と連携の探偵社!』

『新一……』

『らぁああああんッ!!!』

いわゆる「リスティング広告」と呼ばれるものがズラッと上の方に出てきます。最後の2つは嘘です。よく見ると下の方に「広告(AD)」って書いてありますね。実はこのリスティング広告を出すのに、全国の探偵社はGoogleやYahoo!等にめちゃくちゃ高い広告費を払っているんです。リスティング広告とは、簡単に説明すると、指定したキーワードに対してオークション形式で決められた資金を入札し、自分の出した広告が1クリックされる度に単価に応じた料金支払いが発生する仕組みの広告です。

つまり、1番上に出てくるからって、その探偵社が1番良いってわけでは決してない。単にその検索キーワードに対して1番高い広告費を払っているというだけです。 要は お金にものをいわせた殴り合いが行われている。 そしてこのリスティング広告費用を賄う為に、調査料金が高額になってしまい、それを依頼者さんが負担するという構図になっているのが探偵業界の実情です。概して大手探偵社の調査料金が高額なのは、こうした背景があるからなのです。 (2019年11月現在、大手探偵社の広告費はおおよそ月間3000万程です)

このあたりの広告宣伝費の仕組みが改善されれば、もっと調査料金も安くなって、探偵がより多くの人に気軽に利用してもらえるサービスになると思うんですけどね。精進致します。

余談ですが ここだけの話、ライバル探偵社のリスティング広告に対して、わざと不正クリックを繰り返して、相手の広告費を無駄にすることで資金を削り合うという非常に情けない攻防が、広告を出している探偵社同士で日常的に繰り広げられています。つい先日もこの不正クリックの裁判で戦ってましたよ。どこの探偵社とまでは言わないでおきますが、夫婦で探偵会社を共同経営していたのに、浮気が原因で離婚して分社してまでこんな喧嘩を続けているとは、なんともまぁ皮肉な話ですよね。

2、アフィリエイト広告

そしてそのリスティング広告の下の方はこんな感じだ。

『おすすめの探偵会社ベスト3!』

『探偵事務所人気ランキング!』

『失敗しない探偵社5選!』

『信頼できる探偵社まとめ』

『東京の大手の優良の探偵特集』

『新一……』

『らぁああああんッ!!!』

インターネット上で、やけに探偵のことをまとめたこんな風な情報サイトをよく見かけませんか?あと最後の2つの台詞が無い劇場版名探偵コナンの予告編って無くないですか?

アフィリエイトとは、簡単に説明すると、インターネットを利用した成果報酬型の広告のことです。その広告をクリックしたユーザーが、広告主のサイトで商品を買ったりサービスに申し込んだりすると、紹介のお礼として報酬を得ることができるというわけです。

そしてこの探偵のアフィリエイトなんですが、実はアフィリエイト業界の中でもなかなか美味しい案件でして、結構高額の成果報酬なんですよ(およそ1件につき10000円以上)。その為、探偵の情報サイトはアフィリエイター達の間での激戦区となっております。どうりで探偵についての情報サイトが多いわけですね。だって考えてもみてくださいよ、もし何の利益もなかったらあんな親切(そう)に探偵のことを紹介したサイトなんて誰が手間暇かけて作りますか?まぁつまりそういうことなんです。

そしてこのアフィリエイトサイトなんですが、少し言い方が悪いかもしれませんが、現役探偵の僕から言わせてもらうと、探偵社についてはちゃんちゃらおかしい内容が書かれています。あ、先に言っておきますが、僕は別にアフィリエイターをディスりたいわけではありません(お付き合いをさせてもらっている優秀なアフィリエイターの友人もおります)。ですが、多くのサイトでは、ぶっちゃけ素人に毛が生えたレベルの人間が書いた非常に無責任な内容の記事を目にするのは紛れもない事実です。

だってそもそも『おすすめ探偵ランキング』とか意味不明じゃないですか?一体何を基準におすすめしてるんだろうって思いません?もちろんその記事を書いている人間が、過去に複数の探偵社に実際に調査を依頼して、その調査結果を元にランキングを作成しておすすめしているならまぁ話は別ですけど、そんな記事を見た事はない。

探偵社を格付けしているアフィリエイター達の謳い文句がなかなか香ばしいので、いくつかピックアップして紹介します。

◆全国14拠点に店舗展開!
⇒実は屋号登録のしてある調査員が住んでるアパートの一室の住所なんだよなぁ…

◆警察OBも連携の安心の探偵社!
⇒いわゆるただの天下り、調査に関しては特に何の役にも立たない。

◆弁護士が選ぶ探偵ベスト1
⇒錯覚資産おつ。

◆ベテラン調査員!
⇒ベテランの定義は?ってかそこの探偵社は外注に仕事ふりまくってるけどな。

◆探偵業法届出のある正式に警察認可の探偵!
⇒今どき業法届出を管轄公安委員会に出してない探偵社を探す方が逆に難しいわ。

◆依頼の料金が20〜40%OFF!
⇒いやいやよく考えればそんなことあり得ないって分かるじゃないですか…

◆アドバイザーが探偵を選んでくれる!
⇒社名の違う系列の探偵(グループ会社)に仕事ふってるだけ、微妙な案件は外注に投げて中間搾取。

◆たしかな調査力!
⇒たしかなちょうさりょくwww

こういった文言を巧みにを並べて、成果報酬の欲しさに強引に問合せに誘導しているんですよね。そして当然のことながら記事を書いている人間は、これらの探偵の内事情を全く理解していないので、いかに無責任なアフィリエイトになっているかがお分かり頂けるだろう。

・恋人は浮気してるかも?浮気チェック10項目!
・LINEで浮気を見破り自分でバレない証拠探し!
・不倫をする男性の心理状態と4つの浮気タイプ!
・AB型の浮気の特徴は?傾向を大分析!
・結婚式の二次会は注意!?浮気につながるイベント対策!

あとはSEO対策でこんな感じの いかにもなタイトルの記事を量産して、サイト訪問者の不安を煽りまくってから探偵への問合せに誘導。そして極めつけはサイト管理人のプロフィール。

★このサイトの運営者★
子持ち主婦の美雪です!このサイトを立ち上げたきっかけは旦那の浮気でした!実際に探偵に依頼して証拠をゲットしました!でも探偵選びって難しい…そこで、私の過去の経験から少しでもみなさんの役に立たてればと思い…(以下略)

泣けるぜ!健気な似顔絵イラストで好感度もアップ!似たような境遇でシンパシーだ!バンバン探偵まとめ記事も量産する!なんて親切な主婦なんだ美雪!でも注意して見ると自分の設定がブレてる記事がたまにあるぞ気をつけろ美雪!

ライティングは上手いけど探偵のことをほぼ何も知らない外注のライターさんが書いたサイトってマジで多いです。まぁランサーズとかのクラウドソーシングのサイトで探偵ジャンルの記事ライティングの代筆依頼って常にたくさんありますからねぇ…法人サイトの人海戦術恐ろしや。

探偵のみならず、借金・債務整理や美容整形など、他人に相談しにくいサービスは基本的にネットで調べることでしか業者を選ぶ手段がないですからね。故にネット検索が探偵のアフィリエイトで溢れかえってしまうのは、致し方ないのかもしれない…でもそれによって浮気や不倫などで精神的にも追い詰められ、本当に藁にもすがる思いで探偵を探しているような依頼者さんが、不確かな情報に踊らされて搾取されてしまうのは実に残念なことである。

平成18年(2006年)に探偵業法が制定されてからは、悪徳探偵も減ってきている昨今、いまだに探偵業界が不明瞭で怪しいとかイメージが悪いのは、何も探偵側にだけ原因があるのではなく、探偵アフィリエイター界隈のこういったネット集客事情にも原因があるのではないかと僕は思う。

3.探偵の自社宣伝ホームページ

あとはそれぞれの探偵社の自社宣伝の公式HPが検索結果に出てきます。一般の方からすると「なんかよく分からないけど、この探偵社さんすごいのかも…!」と思わせるような、それっぽい宣伝文句がズラッーとホームページには並んでいます。このへんは前述のアフィリエイターもよく引用して紹介してますね。よく目にする謳い文句をまたもやピックアップ。

◆顧客満足度99.8%!
⇒自己申告おつ。

◆女性探偵多数在籍!
⇒事務員や営業を探偵と称しています。実際に現場に入る女性調査員は全国的にも非常に少数なのが実情です。

◆結果が出なかったら0円!
⇒もしそれが本当なら雇用を抱えた探偵社なら絶対に潰れてます。本当に潰れそうなところを1社知ってますけど。笑

◆特殊機材を用いた特殊調査も可能!
⇒光学1200倍ズームとか特殊暗視レンズとか特殊機材とか、実際の調査ではまず使わないし、それが調査の成功に影響することはまずない。

◆カウンセラー制度!
⇒特別な資格もないあのゴリゴリ営業集団のことかな…?

◆メディアに多数掲載!
⇒調査力とはまた別の話。ただ多少は規模の目安になる。

◆特殊訓練を受けた探偵犬の調査も!
売上経費計上担当、調査になんて使いません。ちなみに僕は散歩してあげてたことあります。ワンコかわゆい (ฅ`ω´ฅ)

◆一般社団法人○○調査業協会加入!
⇒ただの自称団体。そもそも監督官庁制度は廃止されてるし国の認可なんてない。いわゆる弱小探偵社を囲って喰いものにしてる団体。

◆真実はいつもひとつ!
⇒バーローwww

ごめんなさいもうコナンやめます本当にすいません。ネットでの探偵選びに疲弊した依頼者さんが「どこの探偵社もうさんくさすぎて、もう一体何を基準に選んだらいいのかわかりません…」と僕にDMで泣きついてくるのも納得できるなぁと。あと中小規模の探偵社に多いですが、ホームページの作りが妙に粗雑で安っぽかったり、無料素材の画像ばかりを使ったページが多いのも、うさんくさいレベルを上げる要因になっていると思います。いやいや絶対お前在籍してないだろって人間の画像が『私におまかせください!』とか言ってるのってやっぱシュールですもんね。笑
逆にそこそこ規模の大きい探偵社は、携帯向けの専用のランディングページを外注しており(製作依頼料が何百万もするんですよ!)見栄えにめちゃくちゃ力を入れています。

いやはや時代は本当にインターネットだなと感じますよ。ここ10年だけでも加速してきていると実感します。そういえばみなさん街中で探偵のポスターみたことありすよね?あの黒い犬のポスターで「探偵」って大きく書いてあるやつ。創立60年近い超老舗のAGという探偵社ですが、なんと今年の初めに負債総額1億円で倒産しました。ポスターだけの宣伝ではネット時代の波に追いつけなかったようです…探偵のネット集客戦国時代ですね。

当たり前ですが探偵の口コミなんてのは、ネットであってもそうそう表には出てきません。ちなみにTwitterの匿名アカウントのちょっと愚痴交じりの探偵社に対してのつぶやきとかはリアルな内容で意外と信憑性高いですよ。

  

まぁ散々ここまで随意に書き殴ってきましたが、個人的にはアフィリエイトも探偵社の呼び込みも別に全然いいとは思うんですよ。ただ、騙すような嘘は駄目だよねってことです。それが言いたかったんです。(コナンじゃねぇのかよ)

  

  

じゃあ結局どこの探偵に依頼したらいいの?

最初にも説明した通り、依頼者の目的・内容・持っている情報・背景により、規模・難易度・最適な調査方法は変わってきます。だから探偵の依頼ってのは直接ある程度の話を聞くまでは、一方的にここがおすすめということは言えない。

なので、探偵に関することで真剣にお悩みの方は
小沢まで連絡をくださいご相談に乗ります。

おいおいなんだよ!結局は営業トークかよ…
とか思ったそこの貴方、それは誤解だ。なぜなら僕は、正直いうとあまり依頼を受けたがりません。

というのも、そもそも僕は探偵という仕事が好きな、ただの変わり者です。たくさんお金が欲しいという気持ちはそこまで無くて、毎月生活の為の最低限の収入があって、大好きなゲームが毎日できればそれだけで幸せなんです。

でもまぁこんな僕も20代の下積み時代の頃は、毎日睡眠時間3時間で朝から晩まで泥水をすすりながら調査現場を駆けずり回って探偵修行してましたよ。調査車両を運転しながら信号機が赤色で止まる度に数秒間寝てたなぁ…。24時間365日、深夜だろうが半ノイローゼ気味の依頼者さんからバンバン電話がきたりもしてました。でもそうやってたくさんの仕事を抱えてしまうと ひとつひとつの案件としっかり向き合うことができなくなってしまうので、最近はもうあまり無理はしないようにしています。 Dead by DaylightとFF14のデイリークエストを毎日やらないといけないんです。

   

これは持論なんですが、そもそも探偵というのは本来はこちらから営業をかけるべきではないと思っていて「奥さんそれ本当に調査する必要あるんですか?ちゃんと旦那さんと話し合えば済むんじゃないですか?お金もったいないですよ」とか普通に言っちゃう。示談をするにしても相手が納得さえすれば、極論探偵への依頼も必要ないですからね。

それに調査の依頼を受ける探偵側にだって多大なリスクがある。世の中には本当にヤベー奴がいっぱい居るし、ストーカー幇助(ほうじょ)なんてしたら一発で探偵業務停止命令食らう。調査の正当性はもちろんのこと、依頼者の人間性だって重要視してる。不倫の証拠を撮る為には、一時的に不倫を黙認しなければならない。探偵に依頼をするとは、すなわちそういうことだ。依頼者と探偵とで二人三脚で戦っていく、その覚悟があるかどうか。

  

依頼者が探偵を選ぶのと同様に、探偵もまた依頼者を選んでいるのだ。

(…決まった。最後自分でもビックリするくらいビシッと決まった…)

 

   

おまけ

ただ、せっかくなので1社あげるとすればこの会社⇒MR探偵社
何を隠そう小沢は以前にこの会社に所属しておりました。当時の同僚はみんな役職ポストに就いていて、今でもしょっちゅう飲みに行くような戦友の仲だ。その為、内部事情も詳しいし、何より身をもってどんな会社かはよ~く分かっているので、規模や調査に関して言えばある程度は僕が担保できる会社です。あと真弓社長のワガママにはもう一生分付き合った…

まぁ実際に依頼するかしないかは別として、とりあえず相談員のカウンセラーに無料相談をしてみるのは良いと思う。ただし、僕の身内の探偵社だからといって、盲目的に信じるようなことはしないで、最終的にはご自身の目と、ご自身の気持ちで依頼するかどうかを見極めて欲しいです。
あと万が一、ここで何か粗相があったら小沢に言ってください。思いっきりつついてやりますから。笑

     

探偵のテクニック~葉っぱ~

「葉っぱを仕掛ける」という探偵のテクニックがある。探偵業界でこの言葉が意味するのは、 鉱山や工事現場などで爆薬を使って爆破をすることでもなく、人に働きかけて意欲を持たせたり奮起させることでもない。 文字どおり葉っぱを仕掛けることである。(そのまんまかよ)

これは、玄関のドアの隙間に葉っぱを差し込むことによって、ドアの開閉による落下の跡を見て、対象者の自宅の出入りの有無を確認する技だ。 アレです、デスノートの夜神月がやってたアレです。部屋を出る時にシャープペンの芯をドアに挟んでおいて、帰宅した時に芯が落ちていたら、留守中に部屋に誰かが入ったことが分かる的なやつです。

「葉っぱ」とは呼んでいるものの、玄関周辺に落ちていても不自然でない様な、怪しまれないものを選んで仕掛けます。場所によってはゴミとか紙屑でもオッケー。外だとシャープペンの芯は使えませんよライト君。

基本的に探偵が、玄関ドア付近をずっと直視で監視し続けるのは、物理的に難しいケースが多い為、この識別方法は非常に汎用性が高い技だったりする。もちろんコンプライアンスは遵守した上で。

例えば、夜に対象者が帰宅後、調査を一旦打ち切って翌朝自宅から再開する場合など、仕掛けた葉っぱを確認してそれがそのままであれば、朝までドアの開閉、つまり人の出入りが無かった為、対象者はまだ自宅に居ると判断することができる。 また、マンションのメインゲートから出て来た対象者とおぼしき人物をキャッチ(補足)できたとしても、探偵が初見で、その人物が本当に対象者で合っているのかどうか自信が持てない時などに、玄関ドアの葉っぱを確認し、落ちていたらその人物は対象者である可能性が高いという判断材料にもなる。

仕掛けるのも、これがなかなか難しくて、目立たないように小さい葉っぱをこっそりとドアに挟んでおくのだけれど、ドアの開閉がないのに風などで落ちてしまってもダメだし。逆にドアの開閉があったのに葉っぱが落ちなくてもダメ。慣れてないと調整が難しい。

 

実際はもうちょっと目立たたない様に仕掛けるけどこんな感じ。


これが…


こうなってたら出入りがあったことが分かる。

 

そして何より、いつ対象者が帰ってくるかわからない時や、自宅内に対象者が居る時に仕掛ける葉っぱはマジでスリルショックサスペンスです。足音を殺し、人の視界に入らない様に慎重に移動します。メタルギアソリッドで鍛えたステルス技術の全てを活用しましょう。 僕は実際に経験があるんだけど、ドアに葉っぱを挟もうとした瞬間にドアが「ガチャ」って開き始めた時の絶望感は半端じゃない。笑

そういう時は、たまたまドアの前で落とし物をして屈んでいた人を装ってピンチを凌ぐのが無難だけど、そこに居ること自体がヤバそうな状況では、完全にあたまイッちゃってる人に成りきるのが有効。ちなみに小沢はそういう時には、小さくジャンプを繰り返しながらポケモンの曲(ひゃくごじゅういち)を楽しそうに一人で元気に歌います。最高に気持ち悪い行動ですが、逆に「こいつマジでヤバい奴だ」と怖がられてしまえば、対象者も声をかけてこないんです。ただし非常に上級者向けです。まぁ〔探偵であること〕がバレなければ最悪大丈夫なんですよ、人としては完全にアウトですが。おかあさんごめん。